OUR PRODUCTS

CRYOTEC RtUCRYOTEC

CRYOTEC RtU

Ready to Use
卵子・胚凍結をよりシンプルに、正確に

Ready to Useの魅力

利便性

新しくなった高品質のブリスターパック・デザインでは、プレートにあらかじめ分注された溶液を使用することで、効果的に処理の手間を最小化し、準備時間を圧縮します。

コストと廃棄物の削減

クライオテックRtUでは、分注工程をなくし、医療廃棄物を削減することで、コストと在庫の削減を目指しています。

同一のプロトコル

あらゆるステージの卵子と胚に対応
クライオテックRtUでは、ひとつのプロトコールで卵子と胚の安全性を確保し、ラボの標準化を促進します。

胚培養士にとって使いやすい

クライオテックRtUの新製品は、胚培養士への配慮を念頭にデザインされており、厳しい時間の制限などがないストレスフリーな体験を提供します。

時間短縮と効果最大化

ガラス化および融解プロトコルの最大時間は、従来のクライオテック法と比較して5.5分*短縮されました。

日本全国9ヶ所の不妊治療クリニックから、クライオテックReady to Use(RtU)の臨床成績データをご協力いただきました。対象のクリニックは、神奈川、千葉、東京、岩手、宮城、愛知、北海道、山口、岐阜の各県にあります。データはクライオテックRtUキットを使用して凍結および融解された456個の胚に基づいています。

同一施設における、RtU製品使用と他社製品使用時の妊娠率の比較

60%
40%
20%
0%
49%
他社製品
52%
RtU
製品比

このチャートは、クリニックが他社製品からクライオテックRtUに移行した後、胎嚢妊娠率が同等以上の結果が得られました。

Ready to Use

特徴

新溶液

  • CPA透過性の向上によりガラス化の性能が向上し、従来のクライオテック法と比較してプロトコルの時間を5.5分短縮
  • HPCの代わりに、高温化でも析出しないキサンタンガムを採用したことにより、インキュベーター温度下での沈殿がないため、プレートごと全ての溶液を加温することが可能になりました
  • 高粘度により、卵子/胚の操作が容易かつ溶液同士の混和が緩慢になったため、浸透圧ショックのリスクを低減しています

改良された、ガラス化および融解プレートのデザイン

新形態のブリスターパックは準備時間を削減し、溶液をコンタミネーションから守ります。

間違い防止のため、全てのウェルの横には液種の刻印があります。

台形に作られた新たなTSウェルにより、凍結容器投入時に顕微鏡下でウェル内ほぼすべてを見渡すことができ、シートの先端を見失うことを防ぎます。

融解作業時に必要な溶液の吸引量を計測するため、3mmのゲージがプレートの端に設置されてあります。

新開発された融解専用プレートは、ほぼすべてのレーザーAHAシステムをプレートのままご使用いただくことができます。

TS ウェルの底は斜めに形成されています。これはクライオテックをウェルに挿入する際、気泡が形成されるのを軽減させます。

操作性に最適化された凍結デバイス「クライオテック」

薄型シートは冷却と加温の速度を
最大化します

握りやすいロングハンドルで、患者の情報を書き留めるスペースも十分に確保されています

握りやすいロングハンドルで、患者の情報を書き留めるスペースも十分に確保されています

直角三角形の黒い先端は、裏表の区別がつきやすく、クライオテックの先端が見えるのでキャッピングしやすく設計されています

製品一覧

Cryotec Ready to Vitri Kit
3回分
クライオテック
x 4
Ready to Vitri
x 3
Cryotec Ready to Warm Kit
5回分
Ready to Warm
x 5
Ready to Vitri JUMBO PACK 30
30回分
Ready to Vitri
x 30
Ready to Warm JUMBO PACK 20
20回分
Ready to Warm
x 20

お客さまの声

青野展也 先生
株式会社IVFラボ、胚培養士
日本卵子学会評議員
日本臨床エンブリオロジスト学会理事

胚培養士の働き方は多様化しており、職務の範囲も広がっているため、仕事に費やす時間と工数は限られています。 Ready to Use 製品
は、胚と卵子のガラス化のプロトコ-ルが同一であるため、作業負荷の軽減に非常に役立ちます。 また、培養室内では誰が胚培養を行っても同じ結果が得られる均一な技術レベルを持つことが非常に重要ですが、この新製品は、高い生存率を達成しながら、これらの問題を現場で解決することに近づけると考えています。

服部裕充 先生
京野アートクリニック培養部 部長
日本臨床エンブリオロジスト学会理事

GVやM1などの未熟な卵子細胞は非常に敏感で、凍結融解することは困難ですが、Ready to Use 製品を使用すると、高い生存率が達成されます。 これほど良い結果を維持できる方法は他にないと思います。この製品のもう1つの魅力的な特徴は、キサンタンガムを使用した高粘度の新しい溶液です。これにより粘度が上がり、ローディング中にドロップを作るのがはるかに簡単になります。 全体として、Ready to Use 製品は胚や卵子に優しいだけでなく、クリニックや施設のコスト負担を軽減し、新入社員のトレーニングをも容易にするのにも役立ちます。

ご注文はこちら

クライオテック製品、クライオテックRtU製品、ワークショップに関するお問合せに関しては、下記フォームよりご連絡ください。

既にクライオテックRtUをご利用のお客様で、ご注文状況を確認されたい場合は、営業担当者までご連絡ください。

プロトコル動画

凍結について
融解について

ダウンロード

Ready to Use
プロトコルブック
Ready to Use
パンフレット

その他の
参考ビデオ