先日開催された「第43回日本受精着床学会総会・学術講演会」では、、ガラス化の新メソッド確立に向けた最新の試みと、生殖医療の現場に新技術を取り入れる際に必要な課題の洗い出し、その再評価の視点について読み解いていく2つのセッションを行いました。
ただいま、両講演の動画を公開中です。ぜひご覧ください。

🎥 Session 1|1ステップ希釈法は安全か?ウシ胚盤胞を用いた標準法(2ステップ法)との凍結・加温後の生存性と発育スコアの比較

講演者:河野 康二郎 (先端生殖技術研究所 新技術開発部)

ウシ胚盤胞を用いて、従来の2ステップ法と1ステップ希釈法を比較し、生存性と発育への影響を検証した研究報告です。世界的に注目されている手法に対し、実験データに基づいた安全性の再評価が行われました。

注目ポイント:

新しい技術の導入を考えるうえで、科学的な再検証の重要性を改めて示す講演になっております。ぜひご覧ください。


🎥 Session 2|ガラス化新メソッド確立のための革新的アプローチの提案 〜生殖新技術導入に対する慎重な課題検証と再評価の必要性〜

講演者:服部 裕充 先生(京野アートクリニック)

胚培養の現場で注目を集める「ワンステップ融解」について、最新の臨床成績と研究データをもとに解説したセッションです。従来法の課題から新メソッド導入の利点・リスクまで、臨床・研究双方の視点から深掘りされました。

注目ポイント:

胚凍結・融解に関わるすべての方にとって、未来の技術導入を考えるうえで示唆に富む講演となりました。

 
 
 
 
 
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