製品
極めて高い生存率、クライオテックの凍結保存
クライオテック法はどのステージの卵子・胚でも安全に凍結融解でき、融解後、極めて高い生存率が期待できる最新のガラス化法です。 2012年から世界供給を開始いたしました。凍結保存の目的は「大切な卵子や胚を、傷めることなく危険に晒すことなく、その日まで安全、安心に取り置くこと」だと私たちは信じており、これを実現するのがクライオテック法なのです。

凍結液
ガラス化における卵へのダメージとして考えられる一つの要因は、平衡が完了しないまま次のステップに進んでしまうことです。 これまでは経験に頼って平衡完了を見極めるところが多かったのを、液に比重差をつけることで誰でも確実に平衡完了を見極めることができるようになり、さらに毒性を減らしたりすることで制限時間に縛られての操作となるプレッシャーからも解放されるようになりました。

融解液
急激な浸透圧変化が卵子や胚の過膨張(過復水)を誘発し、細胞や細胞骨格にダメージを与えてしまうことは融解時の大きな問題点でした。 クライオテック法は各液の浸透圧差を最小限にし、かつHPCを添加することで増粘性を高める方法で非常に緩慢で安全な希釈を実現させています。
プレート
世界で初めて凍結融解専用のプレートを開発しました。これにより手技の実施がより簡便になり、しかも顕微鏡から目を離さず卵を確認することができるのでより安心して操作できるようになりました。


- 世界で初めてガラス化専用のプレートを開発。より安全に卵操作ができるように設計。
- 凍結保存容器(クライオテック)をプレートに搭載された溝に静置することで、非常に簡便なローディング操作が可能。
- 少ない顕微鏡操作で手技が実施できるよう、高さや大きさを調整した。
- 丸底のウェルにすることにより、光の屈折による影がなく、卵を見失いにくい。
- 廃液用の溝をウェル横に設置することによる操作性の簡略化。
- ウェル底部に前液の持ち込みをした際、丸底形状は液溜まりがほぐれにくく、卵にとって優しい、非常に緩慢な希釈を可能とする。
凍結容器【クライオテック】
持ち手を太くすることで操作性をあげただけでなく、患者情報を記入しやすくしました。 また融解時に多く発生する気泡の発生を抑えるため、最適幅のシートを開発。最も操作がしやすい凍結容器になっています。
新製品
プロトコール
CERTIFICATE
企業理念である
「最も効果があり、最も安全な医療製品を開発・生産
最も安価に供給し、世界中の不妊患者を救うこと」
これらを叶えるためにクライオテックの品質管理は徹底した、幾重にも渡る厳格な試験をクリアしたものだけを製品として出荷しております。安心してお使いください。
- pH テスト
- 浸透圧テスト
- 卵を用いた生存効果テスト(ブタ卵子を用いて生存率100%の製品を提供いたします。)
- マウスエンブリオテスト
- エンドトキシンテスト
学術ホットライン
リプロライフでは、クラオテック法や凍結融解に関するご質問、学術的なお問い合わせを常時受け付けております。
些細な事でも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。
専用フォームにてお問合せ内容をご記載の上送信ください。
折り返し弊社担当よりご連絡差し上げます。